英語ナレーションをAIで作る方法|研修・製品紹介の英語版を、翻訳から音声化まで
・ Voice Spark
海外拠点向けの研修、外国籍社員へのマニュアル、海外の取引先に向けた製品紹介——動画の英語版が必要になる場面は増えています。とはいえ、英語ネイティブのナレーターを手配するのは、日本語以上に費用も時間もかかります。
この記事では、英語ナレーションをAIで作る手順を、翻訳から音声化、仕上げのチェックまで解説します。
結論:英語の原稿があれば、ネイティブの声で作れる
- 英語ナレーションは、英語の原稿さえあればAIでネイティブの発音の音声にできます。
- 品質を左右するのは翻訳と原稿の調整です。AI翻訳を使う場合も、最後は英語が分かる人が確認しましょう。
- 英語は語数で尺を考えます。1分あたり約130〜160語が一般的な目安です。
英語ナレーションを作る5ステップ
ステップ1:日本語の原稿を固める
先に日本語の原稿を完成させます。翻訳後に内容を直すと、日本語版と英語版で内容がずれる原因になります。
ステップ2:英語に翻訳する
AI翻訳を使うと下訳が早くできます。ただし、専門用語・社内用語・製品名は誤訳しやすいため、英語が分かる担当者やネイティブのチェックを入れるのが安全です。
ステップ3:「聞く英語」に整える
読む文章と聞く文章は違います。次の点を直すと、聞き取りやすい英語ナレーションになります。
| 直すポイント | 例 |
|---|---|
| 一文を短くする | 関係代名詞で長くつながった文は、2文に分ける |
| 略語は初出で正式名称に | 「KPI」は最初に「key performance indicators」と言う |
| 数字の読み方を確認する | 「1.5M」より「one point five million」の方が誤読が少ない |
| 日本特有の言い回しを避ける | 「よろしくお願いします」は直訳せず、場面に合った英語に |
| 固有名詞の表記をそろえる | 製品名・会社名の英語表記を、資料全体で統一する |
ステップ4:AIで音声化する
英語ネイティブのナレーターを選んで音声にします。たとえば VoiceSpark では、研修など長い動画向けの「長尺版」で、**英語ネイティブのナレーター(男女各3名)**を選べます。何度生成しても抑揚が変わらないため、章ごとに作っても声のトーンがそろいます。
ステップ5:聞いて確認・修正する
固有名詞の発音、数字、略語を中心に確認します。気になる箇所は、表記を変えて(例:略語をつづりで書く)再生成します。
英語の尺の目安(1分あたり約150語)
| 動画の長さ | 語数の目安 | 文字数の目安(スペース含む) |
|---|---|---|
| 30秒 | 約75語 | 約450文字 |
| 1分 | 約150語 | 約900文字 |
| 5分 | 約750語 | 約4,500文字 |
| 10分 | 約1,500語 | 約9,000文字 |
英単語は1語あたり平均5〜6文字(スペースを含む)として計算した目安です。
料金を見積もるときの注意:文字数で料金が決まるサービスでは、英語は日本語より多くの文字数を消費します。同じ1分でも、日本語は約300文字、英語は約900文字が目安です。VoiceSparkの長尺版は1回最大15,000文字なので、英語ならおよそ15分前後の原稿を一度に作れる計算です。
英語ナレーションの主な使いどころ
- 海外拠点・外国籍社員向けの研修:日本語版と同じ内容の英語版を、同じ構成で作れます。
- 製品紹介・操作説明の英語版:展示会や海外の販売代理店向けの動画に。
- IR・会社紹介の英語版:海外投資家向けの説明動画に。
- 社内マニュアルの音声版:英語の手順書を耳で確認できるようにします。
注意したいこと
- 翻訳の正確さは人が確認する:AI音声は書かれた英語をそのまま読みます。誤訳はそのまま音声になります。
- 権利と表記の確認:他社の製品名・商標を使う場合は、正しい表記と使用条件を確認します。
- 日本語と英語は別々に作る:英語ナレーターは英語の原稿専用です。日本語の部分は日本語のナレーターで作り、編集でつなぎます。
よくある質問
Q. 日本語と英語が混ざった原稿は読めますか? A. VoiceSparkの通常版(日本語のナレーター)は、英単語まじりの日本語原稿に対応しています。英語だけの原稿は、長尺版の英語ナレーターで作るのがおすすめです。
Q. アメリカ英語ですか?イギリス英語ですか? A. VoiceSparkの英語ナレーターは、アメリカ英語のネイティブの声です。
Q. 英語版を商用で使えますか? A. 有料プランで作成した音声は、研修・製品紹介・広告などの商用目的に利用できます(無料プランは商用利用不可)。クレジット表記は不要です。
まとめ
英語ナレーションは、日本語原稿を固める → 翻訳 → 聞く英語に整える → AIで音声化 → 確認の流れで、ネイティブの声の英語版を短期間で作れます。翻訳の確認だけは人の目を入れ、音声づくりはAIに任せるのが効率的です。
研修動画の作り方全体は研修動画のナレーションをAIで作る方法で解説しています。