研修ナレーション原稿の書き方|そのまま使えるテンプレートと例文
・ Voice Spark
研修動画のナレーションは、原稿の出来で8割が決まります。特にAIナレーションでは、原稿を「耳で聞いて分かる文章」にしておくと、読み間違いや不自然な間が大きく減ります。
この記事では、研修ナレーション原稿の構成テンプレートとそのまま使える例文、AIに正しく読ませるための書き方のルールを紹介します。
研修ナレーション原稿の基本構成(テンプレート)
| パート | 内容 | 文字数の目安(10分の研修の場合) |
|---|---|---|
| ① オープニング | 研修名・対象者・所要時間 | 約150文字 |
| ② 目的 | この研修で何ができるようになるか | 約200文字 |
| ③ 本題(2〜4章) | 1章につき1テーマ。手順・ルール・事例 | 約2,200文字 |
| ④ まとめ | 要点を3つに絞って振り返る | 約300文字 |
| ⑤ 次のアクション | 確認テスト・問い合わせ先の案内 | 約150文字 |
ナレーションは1分あたり約300文字が目安です。10分の研修なら、全体で約3,000文字になります。
例文:情報セキュリティ研修(冒頭〜第1章)
これより、情報セキュリティ研修を始めます。この研修は、全従業員を対象としており、所要時間は約10分です。
この研修の目的は、日々の業務で起こりやすい情報漏えいの原因を知り、自分で防げるようになることです。
それでは、第1章、不審なメールへの対応です。
近年、取引先や上司になりすましたメールによる被害が増えています。差出人のアドレスが少しだけ違う、急いで対応を求めてくる、添付ファイルを開かせようとする。このようなメールには注意が必要です。
不審なメールを受け取ったら、添付ファイルやリンクは開かずに、情報システム部へ報告してください。報告は、社内ポータルの「セキュリティ相談窓口」から行えます。
ポイントは、一文を短く区切り、主語と結論をはっきりさせることです。耳で聞くと、長い一文は理解が追いつきません。
AIに正しく読ませる書き方のルール
| ルール | 書き方の例 |
|---|---|
| 一文は60文字以内を目安に | 「〜であり、〜のため、〜」と続けず、句点(。)で区切る |
| 読み方が揺れる語はかなで書く | 「稟議」→「りんぎ」、「SaaS」→「サース」 |
| 数字・単位は読み方で書く | 「3.5%」→「さんてんごパーセント」 |
| 記号は使わない | 「※」「→」「【】」は読まれない、または不自然になる |
| 間を空けたい所は読点・改行 | 章の切り替わりで改行を入れる |
| 箇条書きは文章にする | 「①〜②〜」ではなく「1つ目は〜。2つ目は〜。」 |
よくある失敗と直し方
| よくある失敗 | 直し方 |
|---|---|
| スライドの文字をそのまま読ませる | 話し言葉に書き直す(「〜とする」→「〜としてください」) |
| 略語が多く聞き取れない | 初出で正式名称を入れる |
| 1つの章が長すぎる | 1章1テーマに分け、章の頭で「第2章、〜です」と宣言する |
| 締めがなく唐突に終わる | まとめで要点を3つ繰り返し、次のアクションを伝える |
原稿完成前のチェックリスト
- 冒頭で、研修名・対象者・所要時間を伝えている
- 研修の目的を、一文で言えている
- 一文が長すぎない(60文字以内が目安)
- 社内用語・専門用語の読み方を統一している
- 記号や箇条書きを、話し言葉に直している
- まとめと、次のアクション(テスト・問い合わせ先)がある
まとめ
研修ナレーションの原稿は、**「読む文章」ではなく「聞く文章」**として書くのがコツです。テンプレートに沿って書けば、AIナレーションでも聞き取りやすく、受講者に伝わる研修動画になります。
原稿ができたら、AIでナレーションにしてみましょう。作り方の手順や費用の目安は、研修動画のナレーションをAIで作る方法で解説しています。